みかん栽培の流れ

コラム

みかんの木は春に芽を出し、年内に収穫の時期を迎えます。
1年を通してみかんは、どのような過程で栽培されているのでしょうか?
今回はみかんの発芽から栽培までの流れについて、見ていきましょう。
▼みかん栽培の流れ
①芽の開花(4〜5月中旬)
春になり気温が上昇すると、みかんの木は発芽が始まり4〜5月には芽が開いて開花します。
5月中旬には満開となり、白い蕾から出るほのかな香りが、あたたかな風と共に漂い人気です。
②果実の肥大(7月)
7月になると、これまでに実のつき過ぎで落ちなかったみかんだけが残ります。
残った果実は収穫時期まで肥大化が続き、収穫時には直径約60〜67ミリになります。
またこの時期には、みかん栽培で重要な害虫防除の本格的な作業が始まる時期です。
美味しいみかんをお客様へお届けするために、害虫防除はみかんの根・木・果実を守る大切な作業といえます。
③果実の成熟(10〜12月)
秋になり気温が下がってくると肥大化が終わり、品質を見ながら収穫に入る時期です。
緑色だったみかんがオレンジ色に変わり、この過程で甘さが増していきます。
収穫は一番早く収穫できる10月初旬からはじまり、年内にはほとんどのみかんが収穫を終えます。
④みかんの休眠期(1〜3月)
最後に収穫が終わったみかんの木は、全身が緑色になり冬を耐えて春を待ちます。
次の年も美味しいみかんを育てるために、土壌改良や排水溝の整備も必要です。
▼まとめ
みかんの木は発芽したものが成長し、果実が肥大化・熟成し、そして休眠期を迎える流れで栽培されます。
特に春の時期にはみかんがほのかに香る園に、お越しいただけるとみかんの良さをさらに知れますよ。
『冨乃屋』では、熊本県で丁寧に育てられた新鮮なみかんを通販でし全国へお届けしています。
丁寧に育てた甘みたっぷりのみかんを、ぜひご賞味ください。

最新情報

PAGE TOP